第38節
垢離を取るというが、体の垢離を取るよりは、心のこりを取って信心せよ。
身体の垢離をとるにも力をいれて揉みほぐすことがいるように、心のこりも同じことで、よくよく教えを元に練り出して本当のことがわからねばなりません。心のこりも嘘のようにとれるものです。今日、ある方が或る問題で心にしこりができ、ここ二、三日悩み続けて居りますと、お願いがありました。
私は「その事柄をとおして信心のお育てを頂いているのですから、お願いもさることながら、お礼も申し上げねばなりません」と申しましたら、すぐその後でお礼に参拝して来ました。本当のことがわかったら、幾日もの悩みも心のしこりもとれたわけです。本来、我情があるから、こりをつむのです。我情をとることに精進することが第一です。(昭45・7・20)
有難い心を態度で示せ。太くなれ、大きくなれ、死んだ気になれ。三井教会初代教会長荒巻弓次郎先生の御信心の内容と言われる、垢離をつむな 垢離をつますな 身をつつしめ
こりをとってと言う前に、こりを積まず積ませずの修行こそ大切にすべきである。それには、有難く太く大きくなるより他になし。(昭51・7・21)
ここの青年会長、本日或る教会に御用の為参りましたところ、そこの教会長先生に合楽は金光教でない等と、散々悪口を聞いて帰りました。其の旨、神さまにお取次させて頂きましたら「この暑さで不快指数が高い時でもあったろう、涼風を送ってやれ」と頂きました。此の行き方でゆけば垢離を積むこともありますまい。最後に「無駄な抵抗」とも頂きました。(昭56・7・29)
金光教祖の御教え183か条について、合楽教会初代教会長大坪総一郎 師が、その要諦・真髄を説かれたものを集録和賀心教典とは
