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今日のご理解(2023年8月25日)

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理Ⅱ・近藤藤守の伝え・20
難波叶橋の西詰めでお取次をさせていただいていたころ、「こんな不徳な者では道は勤められない。もっと神徳をこうむらなければならない」と広前奉仕に責任を感じ、ひと修行しなければならないと思い立って、金光様にお指図を願った。「ぜひ、ひとつ、しばらくの間、山に入って修行させていただきとうございますが、いかがなものでしょうか」と申しあげると、金光様は、「山に入ったら、どのようにして修行されますか」とたずねられた。「山に入ると、はじめは麦粉を練った団子で命をつなぎます。それをしばらく続けると、次には木の実や木の葉で生きられるようになります。またしばらくすると、ついには水ばかりで生きられるようになってまいります」と申しあげると、また、「いったい、どんな山に入りますか」と仰せになったので、「なるべく深い山に入って、浮き世を逃れるつもりでおります」と申しあげた。金光様は、「それは結構である。しかし近藤さん、何もわざわざそんな不自由な山に行かなくても、心の中に山をこしらえて、その中で修行をしたら、それでよい。自分が山に入った心になっていれば、どんなに不自由なことがあっても、また家内のこしらえたものがまずくても、けっして不足を言うことはないであろう」と、ありがたいみ教えをくださった。


教会長のご理解
近藤藤守師は幕末の安政二年(一八五五)生まれです。この時代の人は純朴だったんだなあ、と思います。山にこもって、食を細めて、ついには水だけで生きるなどと、今日なら、子供でもそんなこと考えないでしょう。それに比べて、教祖が勧められる修行はきわめて現実的です。誰もが取り組もうと思ったら取り組めることです。
近藤師の奥様梅子さんは、武家の娘さんでしたが、廃藩によって家が零落したため、芸者となってあります。勝ち気で意気地を立て通す伊達芸者であったと言います。「家内のこしらえたものがまずくても」とありますが、梅子さんはあんがい料理下手だったのかもしれませんね。それでも、神様は人間が不平不足を言うのがお嫌いのようです。心でする修行、心行のことを御理解されてあります。

仲原教会での御教え 金光教教典からの一節を取り上げ、解説をつける今日の指針今日のご理解とは

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