1. 今日のご理解

アイコン今日のご理解

今日のご理解(2021年9月29日)

イメージ画像

金光教教典p754の18節です。
理Ⅲ・御道案内・18
一つ、ほうそう、はしかは子供の大厄なりと恐れて、近ごろ、植えぼうそう(種痘)。また、いたす時は、汚れ不浄、忌み嫌い、毒養生。とぎ(看病)する者まで、さかやき、髪結い、沐浴等遠慮するといえども、お道にはさようのことは少しもなし。平生も同じこと。本人好まば、えび、あみ、たこ、なた豆、柿、酒の類、何なりとも飲食させ、体を丈夫にいたさすべし。めでたく早くしあげるなり。

教会長ご理解

 緒方洪庵が普及を進めた天然痘ワクチンである「植えぼうそう(種痘)」が幕府から公認されたのは安政五年(一八五八)のことでした。
 その緒方洪庵による「種痘養生心得書 」なるものがあります。ワクチンを受ける際の注意書きなのです。それを読みますと、御道案内に書かれた「植えぼうそう(種痘)、また、いたす時は」とありますように、種痘をした後は、三十日間は厳に慎まねばならないとあって、ブリ、イワシ、サバ、エビ、カニ、タコなどといろいろと、食べてはならない、飲んではならないものが書き連ねてあります。
 それに対して御道案内では「お道にはさようのことは少しもなし。平生も同じこと。・・・何なりとも飲食させ、体を丈夫にいたさすべし。めでたく早くしあげるなり」とあります。まことにこの通りなのです。
 緒方洪庵は長崎出島にてオランダ人医師から西洋医学を学び、後に種痘法を得て、それを普及させたとあります。その時に、せっかく近代医学を学びながら旧態依然たる毒断てなどを心得させる文書を出したのはなぜなのでしょうか。西洋医学には毒断てなどはありません。これは中国から唐の時代に伝わったものであり、これが日本の伝統医学となりました。おそらくは、新参の医師である緒方洪庵の種痘法においても、幕府の伝統医師の意見を取り入れざるをえなかったのかも知れません。
 いつも思うのです。この神様は常に先を行っておられると。というか、氏子のことを思われて、常に真実を語られると。そういうお道であることを知識としても知っておく方がよいでしょう。
 前ページ753pの17も参考になりましょう。

仲原教会での御教え 金光教教典からの一節を取り上げ、解説をつける今日の指針今日のご理解とは

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

アイコン更新・日程