今日のご理解(2021年9月27日)
佐藤光治郎師の伝え・16節
「古人は女の腹は借り物であるというが、借り物ではない。万代の宝である」
と仰せになり、さらに、
「鋳物師屋に行ってみよ。釜をこしらえるには釜、鑵子(かんす・茶釜のこと)を造るには鑵子の型を造っておかなければ、できはしない。それであるのに、母親の腹を借り物というのは、おかしいではないか。月止まり、火止まりといって、妊娠とともに不浄が止まる。その水気を受けて子は養われてくるのである。それを知らずにいる」
とのご理解があった。
教会長ご理解
いわゆる父系中心の社会であった時代のことわざが「女の腹は借り物」という言葉なのでした。すなわち、生まれる子の身分は、母親にかかわらず父親によって決まる、という考え方であり、身分のみならず、母親の人格や才能も子供には無関係であると考えられていました。
そんな中、金光大神は、子供の心や体は母親の胎内で形作られるものであるとして、母親の役割の重大さを説かれ、妊娠の時の心構えの大切さを教えられました。今日で言う「胎教」というものです。
もちろん、父母の遺伝子DNAというものを子が受け継ぐことは明らかなのですが、それのみならず、家庭環境というものが子供の成長に重要な影響を及ぼすことでしょう。
御神訓にあるように、「信心は家内に不和のなきがもとなり」であり、「神信心のなき人は、親に孝のなきも人の道を知らぬも同じことぞや」なのです。
私共が習ってきたのは、「黙って治める」であり、「子供は神様がお育てなさる」でした。いや、それ以上に、自分の子と思うのでなく、神様の子であり、神様がよいようになさる、という道なのでした。
今はつくづく思います。その道は間違っていなかったと。
仲原教会での御教え 金光教教典からの一節を取り上げ、解説をつける今日の指針今日のご理解とは
