今日のご理解(2023年8月3日)
理Ⅰ・山本定次郎の伝え・32
子供を叱るのに、狐が来る、こんこ(狐)が来ると、恐れさして行儀(しつけ)する人もある。このように悪いことを言うて叱らぬようにするがよろしい。子供の時から、子供の心が丈夫でおるように、体が丈夫になるように、教えつつ楽しむがよろしい。
教会長のご理解
「子供の心が丈夫でおるように、体が丈夫になるように、教えつつ楽しむがよろしい」とありますところに、天地の親神さまがどのようなお心で氏子を育ててあるかが分かりましょう。
世間では「子育てはたいへん」と言います。それはそうなのですが、同時に、子の可愛さから頂く楽しみも多々あるのです。天地の親神さまの「氏子育て」もまた楽しむ心でおありになると思うのです。
よく考えてみますと、過去の伝統宗教の神や仏はそういう情感ではなく、厳しさ一筋なのです。まず、ユダヤ・キリスト教では、最初の人間が創造主の教えを守らなかったことから、エデンの園から追放され、男は労働の苦しみを罰として与えられ、女は産みの苦しみを罰として与えられたと説きます。子供を鞭打って育てるという、いわゆる宗教二世の証言が最近話題となりましたが、かつては欧米では当たり前のことでした。
一七七五(安永四年)に長崎から江戸に向かったスウェーデンの医学博士・植物学者であるツュンベリーは、その旅行記(江戸参府随行記)で次のように述べています。
「注目すべきことに、この国ではどこでも子供をむち打つことはほとんどない。子供に対する禁止や不平の言葉は滅多に聞かれないし、家庭でも船でも子供を打つ、叩く、殴るといったことはほとんどなかった。まったく嘆かわしいことに、もっと教養があって洗練されているはずの(自分たちヨーロッパ)民族に、そうした行為がよく見られる」と。
キリスト教が国土を覆っていたかつての時代からそうなのです。
どういう子育てをすればよいか、それは次の理Ⅰ・山本定次郎の伝え・33に詳しく書かれています。
仲原教会での御教え 金光教教典からの一節を取り上げ、解説をつける今日の指針今日のご理解とは
