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今日のご理解(2023年7月6日)

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理Ⅱ・石原銀造の伝え・3

ある時、四十歳くらいの男が子供を背負って、門まで来ては帰り、幾度も来たり帰ったりしているのを集まっていた信者が見て、「金光様、あの人はどうしたのか、参りそうで参りませんが」と申したら、
「あれは、親が死んで忌みの内であるからと思って、遠慮して参れずにいるのである。此方には忌み汚れはないから参ってもよいと言ってやりなさい」
と仰せられ、その人はそれから金光様の前に出てお願いした。この人は、はじめ田地一町二、三反もあったが、しだいに不運で、ついに農具まで売って生活しているという。金光様は、
「その方も、なかなかめぐりの深い者であるなあ。けれども、信心は物や金がなくてもできる。親が死んで忌み汚れがあるからといっても、信心はしてもさしつかえない。信心をするのに物や金はいらない。そういう身なら線香を六本買って、二本は天地の親神様へ、二本は先祖様へ、二本は神々様へと言って供えよ。そうしているうちには、今から半年ほどすると奥州で戦争があって、上から人夫を召される。財産の高に応じて人夫を出すことになるのであるが、金持ちは危ないと言って出ないから、それを代わって出てやれ。今度の戦争は向こうが逃げる一方であるから、危ないことはない」
と言われた。すべて、そのとおりに戦争が行われ、人夫が召されたので、その人は代わって出てお勤めした。日に二朱かの日当となり、代わって出てあげた方からももらって、それを元手としてもとの身代となった。


教会長のご理解
「奥州で戦争」とは、明治元年から明治二年にかけて、明治新政府と旧幕府の間で行われた戦争のうち、東北地方でのことを言います。「二朱」は現代の価格にして一万五千円ほどでしょう。戦争のおかげで身代を元に戻したということになります。
戦争に参加するなどとんでもない、と言われるのではなく、それを利用して金銭を得るようにと。そこには、ただただ氏子が助かり立ちゆくようにという一心があるのみなのです。天地の親神様のお心がそのままでありましょう。

仲原教会での御教え 金光教教典からの一節を取り上げ、解説をつける今日の指針今日のご理解とは

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