今日のご理解(2023年6月19日)
理Ⅲ・金光教祖御理解・51
天地の間に住む人間は神の氏子。身の上に痛み病気あっては、家業できがたし。身の上安全を願い、家業出精、五穀成就、牛馬にいたるまで、氏子身の上のこと何なりとも、実意をもって願え。
教会長のご理解
この御理解は神さまからのお知らせがもとになったものです。「お知らせ事覚帳」の慶応三年(1867)十一月二十四日の項(教典87pの7)に書かれたお知らせからです。
お知らせでは、「日天四の下に住み、人間は神の氏子」と仰せられていますが、上記の御教えは少し編集しているようです。おそらく、この「金光教祖御理解」が刊行されたのは大正二年の教祖がお国替えをなされてから三十年祭の時ですから、当時の世の中は和洋折衷の文化が全国に定着していますし、今さら、徳川時代の「日天四」という名称を載せるのは、ためらわれたのかもしれません。それでも、明治三十三年に金光教が独立教団として政府から認可を得た時には、「日乃大神」という表現で金光教教規に記載されていたのですから、「日乃大神の下に住み」とするのが本当だったのかもしれません。
まあ、このあたりから、金光教の神観もあやふやになってくるようで、そうして、神は「あると思えばある、ないと思えばない」と説く人や、「神は、人間の働きがないと働くことはありません」という、漠然としたとらえ方が、本教で幅を利かせることになったようです。
ところで、このお知らせは「人間は神の氏子」宣言ともいえるものでしょう。そして「三神 天地神」とご自分のことを仰せられたのもこの時です。そういうお方がこのような親心あふれるお言葉を私共に伝えられる。実に有り難くも大切なところでありましょう。そして思うのです。この時のお知らせが、後の天地書附の背景であると。こういう天地三神さまの思いが込められているのが天地書附でもあると。どうして天地書附に「一心に願え 今月今日でたのめい」と書かれてあるのか。その内容はここにありますように「氏子身の上のこと何なりとも、実意をもって願え」ということなのです。実意とはここでは、本心、本気、ということになります(広辞苑)。
親子の間であっても、本心ではない嘘では困りますよね。頼むならやはり真剣でなければ。神の子である私共が、真剣に親神さまに向き合う、それが一番の御神願ではないでしょうか。
仲原教会での御教え 金光教教典からの一節を取り上げ、解説をつける今日の指針今日のご理解とは
