今日のご理解(2023年5月6日)
理Ⅱ・難波幸の伝え・6
夜は五十目ろうそくを立ててお話しくださり、
「ここへは信心のけいこをしに来るのであるから、よくけいこをして帰れ。夜中にどういうことがないとは限らないから、おかげはわが家でいただけ。子供がある者や日雇いの者は、わが家を出て来るわけにはいかない。病人があったりすれば、それをほうっておいて参って来ることはできないから、家族中が健康な時に、ここへ参って来て信心のけいこをしておけ」と仰せられた。
教会長のご理解
難波幸さんは倉敷の人です。「夜は五十目ろうそくを立ててお話しくださり」とありますから、古川旅館に泊まりながらの参拝なのでしょう。
いつか申しましたように、教祖の村の旅館の始まりは、遠隔地の人が参ってもすぐに帰ってしまうので、教祖が奥様の実家に宿を始めるように頼まれたことにあります。その時、こう仰ったと伝えられています。
「参って来た者が急いで帰ってどうもならんから宿をしてくれ。話しをして聞かせねばならんから」と。
教祖が仰る「稽古」とは、理解申して聞かせ、なのです。広辞苑にも「昔の物事を考え調べること。古書を読んで昔の物事を参考にし理義を明らかにすること」とあります。つまりは、教えを聞いて天地の道理を知る、習う、ということなのです。
難波幸さんは、よく「稽古」してあったことが、幸さんが伝える教祖御理解を読ませていただくと分かります。教祖さまも、「人に教えをしてやれ」とたびたび仰せられたのですが、「私は無学不徳ですから」と言ってご辞退申しあげていたら、
「学者でも道を勤められるとは限らない。真さえあれば道を勤めることができる。女は世界の田地であるからなあ。神様は『世界の田地を肥やしておかなければ貴いものができない』と仰せられるからなあ」と仰られたそうです。
幸さんは後にはお道の教師(金光教教師)となられ、お取次ぎの御用を始められて、やがて教会を設立されます。今日も御子孫の方が後継されてあります。
教祖さまから直接に稽古を習った方は幸せですね。
仲原教会での御教え 金光教教典からの一節を取り上げ、解説をつける今日の指針今日のご理解とは
