今日のご理解(2023年6月29日)
理Ⅱ・岡田キクの伝え・1
明治十六年旧正月二日、平高勝助氏に導かれて金光様のみもとに参拝した。「私は病身で、長生きはできないような気がしてなりません」と申しあげると、金光様は、「人の命は人間の考えではわからない。神は向こうあけ放しであるから、信心して神徳を積んで、長生きするがよい」とみ教えくださった。
教会長のご理解
岡田キク師は、昭和二十三年に八十五歳で亡くなってあります。人物誌には、「信心を始めて以来、病気をしたことがなく、死ぬ一時間前にも、夕食をおいしく食べたという。」とあります。教祖さまのみもとに参拝されたのは、十九歳の時でした。
後にはキク師に取次を願う者が増えていき、それで子息が教会を設立するに至りました。
これはいつも思うのですが、素直な信心をされる方はおかげもスムーズに頂かれるなあ、ということです。成り行きに対して、いら立ったり、腹を立てたり、不平を言うこともなく、たとえ言いたいことがあっても黙って治めていく。そこに、当然のこと、家庭も円満になり、子孫も信心を後継し、一事が万事におかげになっていく、そういう事が心ひとつで成るものだなあと。
武家の初めての法典である「御成敗式目」には、最初に、「神は人の敬いによって威を増し、人は神の徳によって運を沿う」とありますが、どうして武家がこのような法を著したかというと、血で血を洗うような戦国の時代に、この事の重大さを知っていたからです。勝負は時の運とは言いますが、その「運」を辞書で調べますと、「幸・不幸、世の中の動きなどを支配する、人知・人力の及ばない成り行き」とあります。つまりは神の徳によって、成り行きそのものが変わってくるのです。都合の良い成り行きとなる道が説かれてあるのです。
神様を神様と素直に頂く心一つでもあるのですね。
仲原教会での御教え 金光教教典からの一節を取り上げ、解説をつける今日の指針今日のご理解とは
