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今日のご理解(2021年11月10日)

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金光教教典p125の「お知らせ事覚帳」の18項からです。
お知らせ事覚帳20節18項
(明治九年)八月九日早々お知らせ。やぶのひやけ、竹、家内、子供見せ、教え。
閏五月十日が半夏。三日ぶりに雨降り。半夏から十日もたって生えた竹四尺も伸びて、伸びとまり。そのまま途中くさりたと私思うた折から、また一日一日と伸びだし。七月十日に雨降り、それからすうっと伸び。またお天気になり、また伸びがとまり。また同じく二十六日より雨降り、二十七、八、九日まで降り、お潤(うる)い足り、また伸びだし、枝も栄える。
八月九日、私、竹を見。先とめ、葉、出。木、茅、作物、諸事の物。天地(あめつち)とは雨土。あめつちなくては、木、竹、草、五穀、実入らず。信心いたせば、でき、実入りよし。

教会長ご理解

「やぶのひやけ」とは、教祖のお宅の西側にあった竹やぶのことです。干天で枯れかかっているというのです。
 明治九年のこの時期に、なぜわざわざ神様はこのようなお知らせをくださったのだろうと思いました。それで、調べますと、この年の夏は日照りが続き、村の庄屋の記録には、近年まれにみる大干ばつで大きな被害がでた、と記されているのです。それでも、折々の雨で、ついに竹は枯れることなく伸びていったと。そして、天地(あめつち)とは雨と土であると仰せられ。あめつちなくては、木も草も穀物も育つことはないと、いわば天地のご恩恵のことを諭されたのです。わざわざのお言葉です。天地の親神様がちょっと恩着せがましく仰ったようにも感じますが、それほど人間はご恩恵のことをご恩恵と思わないのです。雨が降ったら降ったで文句を言い、降らなかったら降らなかったで不足を言う、それが人間ですね。
 そう言えば最近はこういう天地のご恩恵のお話をする人が本教にもあまりおられなくなったのではないでしょうか。人間関係の問題、あるいは病気平癒の体験、何か社会的な問題のこと、または自分の心のあり方ありようのことなどはあっても、山本定次郎さんが教祖さまからこんこんと御理解を頂かれたような天地の親神様のこと、天地のご恩恵のこと、などのようなお話をあまり聞かなくなりました。
 金光教が天地のご恩恵を説かなくなったら、もう金光教の存在意味はないですよ。あまたある宗教の中で、天地のご恩恵のことを説く宗教は唯一金光教だけなのです。ユダヤ・キリスト・イスラムの聖典である「聖書」の創世期には天地創造の三日目にゴッドが植物を造ったとあるだけです。雨の恩恵も言ってないし大地の恩恵も言わず、ただ物質として見ているだけです。仏教では地はそもそもけがれたものとしか見てないですし。だから地獄は地下にあるというのです。
 教祖さまは日乃大神様のことについても「世話になれば、礼を言わねばなりません」と仰った方です。わざわざ天地のことを家族に教えるようにと仰せられた、この時の天地の親神様の切実心を知っておかねばならないでしょう。

仲原教会での御教え 金光教教典からの一節を取り上げ、解説をつける今日の指針今日のご理解とは

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